9月14日|DAY 14 集う

生命を撮り、歌い、語り、祈り、
人が表現できる場所を残す。

― 山中順子・aama|30日間の言葉 ―

DAY 14|集う

人は、人に会うことで、
また元気になれる。

便利な時代になりました。

画面を開けば、
誰かの顔を見ることができる。

メッセージも送れる。
歌だって聴ける。

それでも私は、

同じ場所に集うことには、
特別な力がある

と思っています。

顔を見て、
「元気だった?」と声をかける。

一緒に笑う。

歌を聴く。

自分も歌ってみる。

誰かの人生の話を聞く。

初めて会った人と、
なぜか話が弾む。

そんな何気ない時間に、
人は少し元気を取り戻すことがあります。

だから私は、
音屋369という場所を
残していきたい。

ここは、
上手な人だけが歌う場所ではありません。

プロも、
初めてステージに立つ人も、

歌う人も、
聴く人も、

話したい人も、
静かに過ごしたい人も。

みんなが主役になれる場所。

私はこれまで、

写真を撮り、
歌を歌い、
人の話を聴き、
生命を記録してきました。

そして今、
気づいていることがあります。

写真や歌を残すだけではなく、

人と人が出会える「場所」を残すことも、
私の仕事なのだ。

音屋369には、
ステージがあります。

マイクがあります。

音があります。

光があります。

そして何より、

そこへ来てくださる
一人ひとりの人生があります。

好きな歌を一曲、
歌いに来てもいい。

今日の出来事を
話しに来てもいい。

誰かの歌を聴きながら、
一杯飲んでもいい。

新しい人と
出会いに来てもいい。

そして、

「今日は楽しかったな」

そう思って家に帰ってもらえたら、
私はうれしい。

店は、
人が来て初めて
生命を持つものだから。

だからこれから、
私はもっと声をかけます。

「音屋369へ、遊びに来ませんか?」

そこから生まれる出会いを、
私は大切にしていきたい。

人は誰もが表現者。

あなたの人生にも、
あなたにしか歌えない一曲があります。

今度は、あなたの番です。

横浜・馬車道で、
お待ちしています。

明日は、

DAY 15|舞台に立つ

「見る側」から一歩出て、
自分を表現することについて書きます。

山中順子|aama
音屋369|横浜・馬車道