
生命を撮り、歌い、語り、祈り、
人が表現できる場所を残す。
― 山中順子・aama|30日間の言葉 ―
ひとりで歌う歌もいい。
でも、誰かと声を重ねた瞬間、
歌は少し違うものになる。
「私」の歌が、
「私たち」の歌になる。
音屋369を続けていると、
そんな瞬間に何度も出会います。
年齢も違う。
仕事も違う。
歩いてきた人生も違う。
初めて会った人同士だっている。
それでも、好きな歌が流れれば、
「私もこの歌、知ってる」
「一緒に歌おうよ」
そんな一言から、
自然と距離が近くなっていく。
歌う人がいて、
聴く人がいて、
手拍子する人がいて、
一緒に口ずさむ人がいる。
誰か一人だけが主役なのではなく、
その場にいるみんなで
ひとつの時間をつくっていく。
私は、そんな光景が好きです。
人は一人でも生きられるかもしれない。
でも、
誰かと笑ったり、
誰かの声を聴いたり、
自分の声を受け取ってもらったり。
そうやって人と響き合うことで、
人生は少し豊かになるのだと思います。
だから私は音屋369を、
上手な人だけが歌う場所ではなく、
人と人が響き合える場所
として残していきたい。
歌えなくてもいい。
一人で来てもいい。
聴いているだけでも、
拍手するだけでもいい。
そこにいることも、
ひとつの参加です。
そして、いつか歌いたくなったら、
マイクを持ってみてください。
あなたの声を待っている人が、
いるかもしれません。
ひとりの声が、
誰かの声と重なるとき、
歌は「私」から「私たち」になる。
歌い、聴き、語り、笑い、
人と人が響き合う夜を。
横浜・馬車道
音屋369で、お待ちしています。
人は誰もが表現者。
山中順子|aama
30日間の言葉
