9月1日|DAY 01 生命

生命を撮り、歌い、語り、祈り、
人が表現できる場所を残す。

― 山中順子・aama|30日間の言葉 ―

DAY 01|生命

9月のはじまり。

今日から30日間、
私がこれまで歩いてきた道を振り返りながら、
一日ひとつ、言葉を残していきます。

最初の言葉は、

「生命」

生きている。

当たり前のようでいて、
決して当たり前ではないこと。

今日という日は、
もう二度とやってこない。

同じ空も、
同じ光も、
同じ表情も、
同じ自分も、
二度とはありません。

私は長い間、
写真家として人を撮ってきました。

奄美では、
100歳を超えて生きる方々にも
たくさん出会ってきました。

そして、
大切な生命との出会いも、
別れも経験してきました。

だから今、
以前より強く思います。

生きている「今」を残したい。

特別な人だけではありません。

一生懸命働いている人。
家族を守っている人。
夢に向かっている人。
迷っている人。
泣いている人。
もう一度立ち上がろうとしている人。

一人ひとりに、
その人にしかない生命の物語があります。

だから私は、
生命を撮りたい。

生命を歌いたい。

生命を語りたい。

生命のために祈りたい。

そして、
誰もが自分の生命を
自分らしく表現できる場所を残したい。

それが、
これから私がやっていきたい仕事です。

今日も生きている。

それだけで、
新しい一日は始まっています。

あなたにとって今日、

「生きていてよかった」

と思える瞬間はありましたか?

小さなことでいい。

美味しかった。
笑った。
誰かに会えた。
空がきれいだった。
歌を聴いた。
ありがとうと言えた。

そんな一つひとつも、
生命を生きている証なのだと思います。

明日は、

DAY 02|撮る

写真家として、
なぜ私は人を撮り続けるのか。
書いてみたいと思います。

山中順子|aama